DEEN AOR NIGHT CRUISIN' ~1st Groove~ in 東京(13日2nd)

2012年3月13日、火曜日。会場はBillboard Live TOKYO。ツアー初日の2nd STAGE。じっくり読まないでください。

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開演前

本日2回目のライブだ。場内にはオシャレな洋楽が流れている。あれ? この曲、もしかしてさっき山根さんがやった曲? なんだか全然違うなぁ。さっきは山根さんの個性が出ていて良かった。軽やかで心地好いというかね。そんな感じでした。

この会場への出入り口はビルの4階にある。そこから入って、階段を下りるとステージがある3階へ、階段を上がると5階へ行ける。今回私は5階の席に座る。4階のバーカウンターで飲み物を受け取って、足元に注意しながら座席を目指す。暗すぎやしないか、節電してるのかな。5階は天井が近い。ステージに向かってカウンター席が並んでいる。ちょっと軽井沢大賀ホールを思い出す。早速カウンター席に座ってみる。薄暗いが手元にライトが設置されているため、メモを取るのには困らない。メモじゃなく食事をとるためのライトなんだろうけど。5階はカジュアルエリアしかないため、スタッフというかウエイターがいない。気楽でいいかもしれない。

自分が明日座る予定の4階のカウンター席が見える。なんだか実況席みたいだ。ステージを見下ろす。さすがに高いなぁ。ここから見ると、ステージはテーブルよりもあきらかに低い。一番前の席に座って手を伸ばしたら、メンバーの足に届いちゃうんじゃないか? すごい造りだなー。楽器も見なければ。あれがHIDEさんがつぶやいていた「おにゅうのタイコ」か。ギターはセミアコ (YAMAHA SA2200) と黒いエレキ(AIRCRAFTのカスタムギター)の2本だ。山根さんのキーボードも2台。大平さんも上下に2台か。1st STAGEでは使っていなかったと思う、宮野さんのコントラバス。さっきはネックから上しか見えなかったけど、ボディーがないやつだったのか。エレクトリック・アップライト・ベース? ステージにはスタッフが2名いる。一人は山根さん側で座ってノートパソコンを見ている。その人の後方に山根さんが使うギター (YAMAHA SG3000) が置いてある。もう一人はHIDEさん側にいる。こちらでも何かチェックしているようだ。いつもは舞台そでにいるんだろうけど、この会場にはそれがないからステージの上にいるんだろう。

開演

21時34分、サポートメンバーが登場。HIDEさんだけハットを被っていない。BGMのオシャレな洋楽が流れるなか、皆様準備。21時35分、田川さんと山根さんが登場。田川さんは黒いギターを持った。21時36分、演奏開始!

キラキラしてる! 上から見るとさらにキレイだなー。大人による、大人のためのショーですね、本当に。あ。池森さん、やっぱりバックルを握ってる。でもこの角度(右上)から見ると……ここにはとても書けません。

「ようこそ!」といつも通りの挨拶のあと、またしてもブラス隊の面々にあだ名を付けようとする池森さん。そして自分で“ちゃん付け”しておきながら、彼らに“ちゃん付け”はどうなんだと首をかしげた(と思うんだけど自信ない)。
山根さん「“しゅーちゃん”って……(笑)」
池森さん「“ちゃん”っていう年じゃない(笑)」

池森さんが「自慢していいですか」と言って話し始めたのは、「体年齢」の話。体重や「体年齢」をはかれるものをプレゼントされ、はかったところ「体年齢26歳だって!」。みんな拍手!したよね? 池森さんはそのことをブログに載せようと思ったけどやめた、とのこと。「そこまでやるか、と(笑)」。だからブログに載せるかわりに「ここで言いました」。何を載せても温かい目で見てくれると思うよ!

池森さん「(短い時間ですが)濃い内容でお届けしたいと思います」
『pray』『UTOPIA』『ROAD CRUISIN'』の3作にスポットを当てて……と話したあと、「グルーヴィーな曲をお届けしたいと思います」と言って次の曲へ。

なんか音でかいな! あれ!? サビの頭が……池森さんがのけぞったのとHIDEさんのシンバルの音で聞こえない。1st STAGEでも思った気がするけど、まぁそれ以外は素晴らしいからいいんだ。間奏で、山根さんは池森さんのほうを見ながら鍵盤を叩いている。いや、客席を見ているのか? 田川さんは黒いギターを持っている。最後のソロで背中をそってネック立て。髪も振り乱しちゃってロックだね。

曲が終わって暗転。その間に田川さんはセミアコに持ち替えた。今回は無線じゃなく有線なのでケーブルを差し替えていた。

このツアーは日替わり曲がないのかな。日替わりっていうかSTAGE替わり? ブラス隊がいるからそれが目立つ曲しかやらないか。でも同じ曲でも聴き方を変えると新たな発見があるからね。……何を発見したっけ?(記憶力のなさを再発見)

ソロコーナー

場内の照明を明るくしてもらう池森さん。動くDEENを初めて見る人に挙手を求める。少ない。その人たちに向かって「僕たち大人でしょー」と言った。誇らしげな池森さんに笑うみんな。
池森さん「いろんなライブやってんですよね。うるさいやつとか静かなやつとか」
うるさいやつって! 続いて、今回のライブはAORにフォーカスを当てていること、DEENのライブにはソロコーナーがあることを話す。
池森さん「DEEN、3人ですから」
またしても笑うみんな。

やはり誰から披露するのかという話になり、本日2回目の「どうぞどうぞ」。池森さんが二人に「樹林さんが選んでくれたワインを飲んでごゆっくり」なんて言った気がする。1st STAGEでは話が長くなってしまったため、その反省を踏まえてワインの話は短めだった。山根さんと田川さんがステージを下りようとすると、池森さんまで行こうとした! 笑いながらセンターに戻る。冗談なのか本気なのか。

ここから「池森秀一のカバーコーナー」
池森さん「僕のルーツ、初めて人前で歌った曲とか文化祭で歌った曲とか……ピックアップして聴いていただこうかと。これから歌う曲は思い出の曲ではないんですけど。12年前(に流行った曲)……SMAPの曲を」
歓声とどよめきが上がる。
池森さん「大好きでして。(音楽家っていうと)コード進行、好きなパターンがありまして。すごくいい歌詞で。いつかバラードにして歌いたいなーと。大平さんも参加して(いただきまして、ピアノ演奏を)ゆだねて……。SMAP『らいおんハート』」

池森さんってこんなに歌うまかったっけ?(かなり酷いこと言ってる) 1st STAGEの記憶が吹き飛ぶくらいの衝撃を受けた。少しの迷いも偽りも感じさせない歌。心が籠もってる、なんて言葉じゃとても足りない歌。自分は今まで悪い夢でも見ていたんだろうか? 自分は今まで一体何を聞いていたんだろう? なんでメモなんか取っているんだろう? 「カーテン開いた」って書いてあるけど、もっと詳しく書かなきゃどのタイミングで開いたか、わからないじゃないか!

池森さんと山根さんが交代。
山根さん「後ろも開いちゃって。摩天楼的な。……マイクが来たんで」
センターへ行く山根さん。
山根さん「トーン落としていきたいなと(※声を低くする)。私も1980年代から(流行ったAORという)音楽が好きでありまして……。ボズ・スキャッグスの曲をやろうかなと。どマイナーな曲でいかしていただきたいと思います」

確か、歌う直前になって慌てて譜面立てに置いてあるファイルをバサバサとめくっていた。センターにはまだ慣れていないんだろうか。歌詞の内容はわからないけれど、ちょっとあやしげな雰囲気が今の時間帯にぴったりだ。

終わるとすぐに「サンキューゥ! ありがとーう!」と普段の山根さんに戻った。
山根さん「夜景見れないのが残念ですが、皆さんのおフェイスを見ながら……」
おフェイスというか、おファイルをずっと見ていた気がしたのは……気のせいか!

山根さんが先導して「巨匠ー!」とみんなで呼んだ。HIDEさんがリズムを刻む。田川さんが登場し、山根さんとハイタッチをして交代(確か)。田川さんはセミアコを持った。宮野さんはアップライトベースに持ち替えた。

オシャレな曲だ。ソロアルバムの曲ではない。スウィングってやつ? ジャズですよね。でも田川さんらしさもあると思う。1st STAGEの「GLOBAL GROOVE」とは正反対と言ってもいいくらいオトナ~な雰囲気だ。大平さんからトロンボーン、サックス、トランペットのソロあり。そのあとに宮野さんとHIDEさんのソロもあった。

田川さん「『NIGHT CRUISIN'』という新曲を書き下ろしてきました。摩天楼をイメージして作りました。ジャズの世界を楽しんでいただけたでしょうか?」
拍手!で、池森さんと山根さんが登場したんだっけ?
池森さん「発売のご予定は?」
田川さん「……」※ケーブルをさばいていたはず。
池森さん「聞いてない(笑)」
「なんでもできますね、兄さん」
とやっぱり褒めていた。(ショートコント「聞いてない」は翌日のどこかでもやっていた。どこでやったか忘れたのでここにメモしておく)

後編

遠くから来た人に挙手を求める池森さん。客席からは「北海道!」の声。
池森さん「こちらから見ると素敵に見えるんですよ。ロウソクのように。……全員が意味がある、みたいなね」
田川さん「言葉選んでますね」

1st STAGEでもちょっと笑いながらロウソクのようだと言った池森さん。その本心が気になります。

ライブは何百本とやっているが、このような雰囲気は初めて。そのような話になり、今日で何本目のライブなのかと田川さんに突然聞く池森さん。いつも言うじゃない、みたいにさりげなくプレッシャーを与えている。
田川さん「……350本ちょうど?」
かなり悩んで、かなり自信なさそうに言う田川さん。すごい抜き打ちテストだ。自分も予習を忘れていた。実際は345本目ですかね? 池森さんはまた突然山根さんに問う。
池森さん「なんで優しい目で見つめてるんですか」
山根さん「いつも見つめてますよ」

客席から温かい拍手が起きた。でもセンターにいるときとは違って勢いのない山根さん。「ここに来るとからきしダメ」と言い訳していた。

田川さんは黒いギターを持っている。

田川さんは引き続き黒いギター。「太陽と花びら」よりもうまいな、池森さん。それよりも「らいおんハート」のほうが……って、自分の歌よりうまいってどういうことだ。

2曲終わって、まずは『UTOPIA』制作時の話。
池森さん「行ってみてごらん、YOUたち」
なんで毎回ジャニーさん口調?
池森さん「初めてロス行って……ミックスしてもらったらどうかと(夢のような話)」「初めてそのバージョンで、ソプラノサックスをフィーチャーして聴いていただきました」

池森さん「大人だね!……大人だね!」
みんな笑う。自分で言っちゃう辺りが大人だね。
池森さん「ディナーと一緒に。こういう企画がなければ……。The 東京をバックに……」
山根さん「よく見とけぇ~」※なまりっぽく。
池森さん「これが東京だぁ~」※山根さんのコントに乗っかった。

池森さん「(インタビューを受けると)北海道のアーティスト多いですよねって言われるんですけど……」
そんなに多いかなと言いつつ、九州だったら頑張れば車で行けるけど、北海道は海を越えるから挫折しても簡単には帰れない……というようなことを話した。
池森さん「なんの話だっけ」
ホントだよ!

池森さん「(音楽とワインの)マリアージュ、いかがでしょうか」
みんな拍手! メモできてないけど酔ってるわけじゃないよ!
池森さん「最後の曲となってしまいました」
みんな「えー」
池森さん「声の大きさ、いかがでしょうか」
山根さん「感情こもってました」

池森さん「次の曲は、天才・山根公路が作曲しました。まぁ素晴らしい……」
山根さん「もう一回」

そんなに「天才」って言われたいんですか、天才さん!

池森さん「立ってしゃべるのって違和感あるね」
山根さんは「初対面の距離感(笑)」と言ったような、言わなかったような。

田川さんは黒いギターを持っている。天才・山根公路の熱唱も堪能できるこの曲。いつまでもこのままカッコイイDEENでいてほしいものです。(これ感想?)

曲が終わるとみんな拍手!
池森さん「拍手にお応えして、もう一曲お送りしたいと思います。最後、みなさんに振りますんで。ソウル & ゴスペル的なアプローチの曲」

山根さんは2台目のキーボード。田川さんはセミアコ。池森さんがイントロで手拍子をしてみせて、みんなそれにならって手拍子をしたような。この人数だとやっぱり大合唱にはならないなぁ。でも歌わなきゃ!って思うとドキドキして感想が吹き飛んでしまうな。(これ言い訳?)

締めの挨拶

BGMは「翼を風に乗せて ~fly away~ (Instrumental)」。山根さんと田川さんは「ありがとうございました!」だけだったはず。池森さんから、まずは新曲の話。トライアングル・プロジェクトとして三人の音だけで作品を作ると。その第一弾は「心から君が好き」。6月中にリリースする。

次に『神の雫』の話。『神の雫』で取り上げられたワインは市場からなくなってしまうくらい影響力がある、という話だっけ? 「ずっとファンだったんです」と池森さん。「巨匠は『金田一少年の事件簿』を全巻持ってる」と言ったが、説明をすっ飛ばしていたため客席の反応は微妙だった。『神の雫』の原作者である樹林さんはいろいろな名前で作品を書いている、と付け加えた(と思う)。
池森さん「ぜひ共作してもらえませんかとお願いしまして。歌詞を半分くらい変えまして。タイトルも『心から君が好き ~マリアージュ~』に……。お楽しみに」

最後にツアーのお知らせ。
池森さん「6月後半ですかね。アコースティックスタイルで、47都道府県ツアーが始まりますので」
ぜひお越しくださいとのこと。「ありがとうございました。池森秀一でした」と挨拶をして、ステージをあとにする。田川さんは前の席の方々にピックを手渡ししていた。山根さんはピックを1枚投げた。メンバーがステージを下りるときに何人か手を伸ばしていて、握手していた。メンバーはきっと満足のいくステージで上機嫌だったんだろうな。3人の笑顔がまぶしかった。22時54分、1日目の2nd STAGE終了。

セットリスト

公演時間は1時間20分。池森さんソロと田川さんソロの曲が変わった。

後記

「ユートピアは見えてるのに」のあと、「大人だね」っていう話から以下の話になったような。(でなければ二日目の1st STAGEのとき。記憶がごっちゃになっています)
池森さん「23歳のときにここに立てって言われても無理だよね」
山根さんも無理だと同意していた。田川さんは「わけがわからないまま終わっちゃいそう」と言った気がする。23歳=DEENデビュー時の池森さんの年齢。

「らいおんハート」は極上のバラードに仕上がっていましたね。ただ低音がこもってよく聞こえなかったのが残念だった(特にAメロ)。スピーカーの問題なのかな。それなら改善してもらおう。そしてもう一度歌っていただこう。

どこかで思ったんだけれど……田川さんと宮野さんとHIDEさんは目で合図しあっていて、本当に良い関係を築けているのだなぁと。上から見ていたから、LIVE JOYのときよりもよく見えて、よりそう思った。

これもどこかで思ったんだけれど……田川さんは足で巨匠システム (G-SYSTEM) を操作しているわけですが、見事な足さばきでした。

HIDEさんはずっとスーツ姿のまま演奏していた。きつくないんだろうか。

上から見ると照明がキレイだったなー。「太陽と花びら」では花っぽい模様になったり。音は、スピーカーが4階に向けられているらしく、5階だと少し場外にいる気分だった。

この回のチケットも前日に予約したわけですが。「東京の二日目に特別な曲を持ってきそうな気がして予約しちゃったけど、まだ一日目のチケットが残ってるんだよなー。初回の緊張感も捨てがたい。やっぱり初回は押さえておこう。どうせ行くなら二回目も見るか!」、そんな感じで予約しました。チケット代高いってのに、Web予約できるから何かいろいろとマヒしていた。リゾートライブ2010で「Hello, my friend」を聞き逃した悲しみが消えつつある頃にBreak16で「セレナーデ」を聞き逃して、ちょっとヤケを起こしていた部分もあった。

そう、今の回想(?)で思い出した。初回でもメンバーは緊張していないようだった。逆に見ているほうが緊張していた気がする。そんなに緊張しなくていいんだよ、好きなように楽しんで!って、田川さんは言っているようだった。ギターを弾きながら笑顔で客席を眺めていたから、そう思った、そう妄想した。演奏も「どうだ!」って感じじゃなく、楽しいひとときにみんなをエスコートするかのように紳士的だった。伸治だけに。(あまりうまくないな)

まだ回想の話をするけれども、好きな曲を聞き逃すと悲しいよね。知らない間に聞き逃していると悔しいよね。でもその悲しさも悔しさも消えた。一日に二回もライブを見られるなんて!と本当に幸せを感じた。しかも明日も来れるっていうね! こんなに嬉しいことって人生でそんなにないと思う。だからみんな2days参加するんだねーとちょっとわかった気がした。自分は電車酔いがひどいから今まで避けていた。もったいない人生を送っていたな。きっとなんとかなるはずさ!(とこの時は思っていたが、そうでもなかったと付け加えておく)