DEEN AOR NIGHT CRUISIN' ~1st Groove~ in 東京(14日1st)

2012年3月14日、水曜日。会場はBillboard Live TOKYO。天気は晴れ。東京公演二日目の1st STAGE。メモを放棄したため、セリフは捏造しました。流れも怪しいです。感想は潔くカットしました!

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開演前

今日も無事に着けて良かった。狭くて暖房が効きすぎているロビーに親しみさえ感じる。なんだか今日は人が多い気がする。そのせいかスタッフが案内に手間取っている気もする。

今回は4階のカジュアルエリアに座る。4階にはカジュアルエリアとサービスエリアがある。サービスエリアはレストラン式で、ステージも見やすい席のためかチケット代が高い。カジュアルエリアは何のサービスもないかわりにチケット代が安い。

4階のサービスエリアには三種類の席がある。まず一番高額の席「DXシートDuo」。ステージの正面にある二人掛けの席だ。全部で六つかな。なんだかそこだけ雰囲気が違う。ホストクラブのイメージ?(行ったことがないのでイメージです) そして、その「DXシートDuo」の前後にあるのが、カウンター席になっている「DXシートカウンター」だ。この席のチケットは三番目に高い。前の列は絶景だろう。初日の初回にメンバーはどこを見ているのかなと思ったら、ここを見ていたのかな。近くて互いに驚いただろう。最後に、ステージの左右にある「Duoシート」。二人掛け。二番目に高額の席だ。この席の後ろにカジュアルエリアがある。

カジュアルエリアはカウンター席になっている。昨日上からこの席を見たとき実況席みたいで微妙だと思ったけれど、ステージを近い位置で見渡せる良い席だ。5階のカウンター席よりもイスの間隔が狭いのは気になるが。

早速自分の席(田川さん側)に座って「Duoシート」を覗く。オシャレだ。なんだか他人のデートを上から観察している気分になるな、女性ばかりの気もするけど。不審がられると困るので視線を別の所に移す。外はまだ明るい。自分の席からはビルがあまり見えない。前には公園があるみたいだ。こんな都会でも犬の散歩をしている人がいるんだなー。他におもしろいものがなかったので視線をステージに移す。左奥にグランドピアノがある。今まで気付かなかった。布で覆われているし使わないだろうな。

たくさん語ったところでこれが何の役に立つのか疑問に思えてきたが、答えは出さないでおく。ちなみにこの日、ステージの後ろのカーテンは両ステージともずっと開いたままだった。

開演

19時、場内が暗くなる。

最初のトークは毎回同じ流れ。「ようこそ」のあとにメンバー三人の挨拶があって、サポートメンバーを紹介する。メンバーの挨拶は「池森秀一です」「ギター、田川伸治です。よろしくお願いします」「キーボード、山根公路です。よろしくお願いします」が基本。ブラス隊を紹介するとき、池森さんは毎回譜面立てをよく見てから名前を呼んでいた。そのときなぜかあだ名を付けようとするのもお決まりだが、確かこの回ではさっさと進んだ。トランペットの尾崎浩之さんに対して「オレ尾崎、みたいな(笑)」と言ったのはこの回だっけか……最早あだ名ではない。

このあと「AOR」の説明をした。そういえば初日は説明していなかった。
池森さん「AORって何なのかと。アダルト・オリエンテッド・ロックです。それがわからないんだってね(笑)。大人で都会的なロック」
山根さん「“都会的”はどこから来たの(笑)」
池森さん「オリエンテッド?」

山根さんは「わかってないんだ(笑)」と言った気がする。池森さんは「そういう雰囲気」と言い訳した気がする。

4階は吊り下げられているスピーカーの真横。音がぶつかってくる。テーブルが震えている。ちょっとLIVE JOYの気分。

ソロコーナー

池森さんのソロは、この「AOR NIGHT CRUISIN'」限定だそうだ。いつものソロコーナーは池森さん曰く「休める時間」。思わず笑うみんな。池森さんはすぐ「嘘ですよ(笑)」と言ったが、嘘でもない気がする。誰からソロをやるかという話になり、三度目となる「どうぞどうぞ」をやろうとする田川さんと山根さん。が、池森さんが無理矢理「じゃんけん」に持っていこうとする。本当にじゃんけんをするかのようにそれぞれの持ち場で構える三人。しかし、打ち合わせしてないけど大丈夫?みたいな表情になっている。山根さんは思わず「大丈夫?」と言ったような。やはりじゃんけんはせず、池森さんからソロをやるということに。なぜだ、なぜそこまで「どうぞどうぞ」を拒否する!

池森さんと大平さんがステージに残り、池森さんが話し始める。
池森さん「中学のときにフォークギターが流行っていて……先輩にアコースティックギターを教えてもらって。中2……3年生? 学園祭で初めてたくさんの人の前で歌った曲です。CHAGE and ASKAさんの曲」
みんな「おぉ~」
池森さん「でもASKAさんの曲じゃないんです。CHAGEさんの曲なんですね。昔からマイナーな曲が好きだったんですかね」

みんな苦笑。
池森さん「CHAGEさんがマイナーって言ってるわけじゃないですから!」
上のセリフは本当に捏造です。でも失礼なことを言っていた。悪気はないから大丈夫! 確か、歌詞が好きと言っていた。学園祭ではコード譜を見ながら歌ったそうだ。
池森さん「ファーストアルバムの中から『終章(エピローグ)』」
みんな拍手。歓声も少し上がった。

自分が原曲を知らないせいか、「新曲です」と言われても違和感がないくらいはまっていた。息の抜き方というのか力の抜き方というのか、本当にいいね。魅惑の歌声です。

山根さんと交代。確かスタッフが、マイクをスタンドごと変えた。
山根さん「どうしてもしゅーちゃんがマイク変えろって言うんで。うちから持ってきました」
みんな爆笑! せつないねリーダー。このあとだったかな、「上のほうが音がいいんですよ。4階はスピーカーの横ですからね」と言った。4階のみんなが拍手! でも今まで4階以外に座ったことがなきゃ差はわからないよね? みんな拍手してた気がするけど。

山根さんは先ほどステージを下りたあと、楽屋に戻らず座って聴いていたという。ステージに立っている池森さんを初めて見て、一瞬ウルッと来たそうだ。そんな山根さんに温かい拍手が送られる(確か)。いい話はすぐに終わり、いつもの山根さんに戻る。
山根さん「いつもはワーッと勢いで」
あの応援団のようなパラパラを少しやって、みんなを笑わせる山根さん。今回は「渋い曲」をやると言った。
山根さん「きのうの第二部では寝てる人が結構いて……しびれました」
山根さんの一言一言に笑うみんな。

山根さんの曲はやっぱり変わらないのか。でも何度聴いても目が覚める歌声だと思いますよ、私は。

曲が終わり、確か山根さんの「ワン、ツー、ワンツー、さんハイ!」の掛け声で「巨匠ー!」と呼んだ。やまねっちコールが始まるのかと思った。田川さんはステージに上がってからリズムに合わせて少し踊るというかステップを踏んでいた。その楽しげな姿にみんなも喜んでいた。

田川さんの曲は交互なのか。昨日新曲を演奏したとき、田川さんはサポートメンバーとの一体感を楽しんでいる気がしたが、「GLOBAL GROOVE」はやはりLIVE JOYの雰囲気。「みんな俺に注目しろ」と言わんばかりの速弾きだ。一番前の席に座っている方はどんな気持ちで見つめているのか。

池森さんと山根さんが再登場。相変わらず田川さんを褒める。
池森さん「トゥルルルってよくできますね。口でも言えないのに。どうしたらできるようになるんですか?」
田川さん「まず口で言えるように(笑)」

道は険しいね!

後編

「ユートピアは見えてるのに」でサックスを持ち替えていた。ソプラノサックスは形が違うんだね。うん、残念ながら今初めて知ったよ! あと、HIDEさんが「カッ」って音を枠を叩いて出しているようだ。クローズ・リムショットってやつ?

2曲終えてトーク。2002年から2004年にAORを掲げて3作つくった、って話したっけ? それから『UTOPIA』制作時の話。AORを体感してこい、ということでロスに行った。
池森さん「空気乾燥してましたよね」
山根さん「AOR、体感しました?」
池森さん「車のラジオからマイケル・マクドナルドの曲が流れたときに“うぉー”と」

イーグルスのジャケット写真にそっくりの風景を見たときにも感動したという。『HOTEL CALIFORNIA』って言っていたような。
池森さん「リーダーはAOR体感しました?」※うろ覚え。
山根さん「ロスっていえばサンタモニカビーチ。散歩してたら(ホテルの裏とかを)……黒人さんが……真っ暗な中から歯だけが(笑)」

思わず笑うみんな。
山根さん「オバケかと」
池森さん「スゲー思い出(笑)」

山根さんは最初「黒人」という単語をぼかして言おうとした(なんて言ったか忘れた)が、池森さんが「黒人?」と言ったため、ぼかさずに話した。でもひどい話だったため、気を遣った意味はなかった。池森さんは田川さんにも話を振った。
田川さん「言い方悪いですけど、殺人スケジュールだったんで」
池森さん「そうか、巨匠はソロもやったのか!」※うろ覚え。
田川さん「ソロもやって……弾丸スケジュールで」

しかも田川さんは時差ボケで大変だったという。そんな状態でアル・シュミットさんの音を聴いたことが残念だった、とも言ったかな。アル・シュミットさんはその翌年にミキサーの賞を受賞したと池森さんは話した。
山根さん「できあがったものを沼澤さんに聞かせたら、“ドラムちっちぇーな”って言われて……怒られた」
田川さん「みんな自分の音大きくしちゃって(笑)」※うろ覚え。
「彼(アル・シュミットさん)は『ユートピアは見えてるのに』はビッグバンドのイメージで作ってくれた」
と、池森さんと田川さんが互いの言葉を補いつつ言い訳した。

次の曲の説明があったと思うけれど、まったくメモしていないので許してください。

今回もビシッと決まっていた。曲が終わると「みなさんの鳴り止まない拍手にお答えして、もう一曲」と言ったかな。

池森さんの手拍子に合わせてみんなも手拍子をした。池森さんは右手をバックルから離して歌っていた。みんなの歌声はこの回が一番大きかった。

締めの挨拶

サポートメンバーを紹介して拍手を送る。このときトランペットの尾崎さんは、池森さんが最初にやっていた「オレ尾崎」的なポーズをマネして笑いを取った(と記憶している。親指でビシッと自分を指すポーズ)。そのまま誰もステージを下りずにメンバーから締めの挨拶。池森さんからはいくつかお知らせがあった。まずは新曲の話。
池森さん「いつ発売するんだという」
みんな笑っていた。『神の雫』の原作者である樹林さんとのコラボレーション第一弾が今回のビルボードライブ。池森さんは樹林さんの言葉の表現が好きで、いつか機会があったら一緒にやりたいなと思っていた。新曲は冬にリリースする予定だったから、歌詞は冬のイメージだった。
池森さん「6月の発売になりまして、春の感じにコラボレーションしませんかと」
そして共作になった。6月に新曲を出して、これまた6月に47都道府県ツアーを始めるそうだ。昨日も言ってたけどね。20時20分、2日目の1st STAGE終了。

セットリスト

公演時間: 1時間20分。1日目の1st STAGEとほぼ同じセットリスト。池森さんソロの曲だけ違う。

後記

なんで毎回こんなに完成度が高いのか、不思議に思えてきた三公演目。池森さんのソロ曲がこんなに変わるとは思わなかった。大平さんと二人だけで披露するから一番変えやすかったのかな。でもこちらも毎回恐ろしいくらいの完成度ですよ。本当に池森さんだよね?って思うくらい。この回でもほとんどバックルを握っていたと思いますが。安定するのかな。

一番最初だっけ、曲中に山根さんは横に置いていたペットボトルを床に落として少し慌てていた。キーボードから手を離すわけにもいかず、何度か目で見ていた。自分も気になってずっと見ていたが水はこぼれていないようだった。ストローが刺さっていても意外とこぼれないんだ、不思議だな……と思っていたら曲が全然耳に入っていないことに気付いた。その集中力、他に活かせ!

ソロコーナーの前だっけ? 確か田川さんが「僕たちも裏でいただいてるんですよ」と言ってこの店の料理を「おいしい」と褒めた。が、なぜか客席からは少し笑いが起きた。何に対しての笑いだったんだろう?

自分の近くにかなりアピールしているご婦人がいた。田川さんのファンだったのかな。おかげで何度かこっちを見てくれたよ、池森さんが! 田川さん、意外と聞こえてない?

東京公演四回の中では、この回が一番盛り上がっていた。