DEEN スペシャルイベント2024

2024年3月10日、日曜日。天気は晴れ。風があり日陰は寒かった。アルバム『DANCE IN CITY ~for groovers only~』の購入時にもらった応募はがきを締切当日に送ったところ当選したので行ってきました。

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イベント前(日記)

行ったことがない場所だったため不安だったが、無事に着けた。しばらくすると入場が始まった。事前に通知された整理番号順に並びながらロビーへ入っていく。巨大なモニターに「step in time」のミュージックビデオが繰り返し流れている。音は控えめ。というか私はまだミュージックビデオを見ていないんじゃないか? 今日まで何してた?

本人確認を終え、会場に入る。その入り口にアンケート用紙が置かれている。アンケートで良かったー! 今日はDEENがデビューした日でもあるので久々の「DEENクイズ」があるんじゃないかと戦々恐々としていた。あれ、会報に載るたび挑戦しているけど、難しいんですよね。

アンケートで良かったと思ったのも束の間、イベントの開始時間がせまってきた。全然書けない、なんせ手が寒さでかじかんでいるから。

なんとかアンケートを書き終えて回収箱に入れた。そしてまたアンケートの内容をメモし忘れた。全然成長していない私。「2024年のDEENにやってほしいこと」、「31周年を迎えたDEENに期待すること」、「DEENに聞きたいこと」だったかな?

イベントスタート

13時。場内に流れていた『DANCE IN CITY 〜for groovers only〜』が止まった。司会進行の山口さんがステージに登場し、挨拶を始めた。私がトークイベントに参加するのは久々だ。トーク中心だとメモは追いつかないと判断して、早々にメモするのをやめた。それでいいのか? それでいいんです。

メンバーが登場し、拍手で迎える。アルバムの初回生産限定盤のジャケ写の衣装だったかな。池森さんは眼鏡を掛けていらっしゃる。ステージには二人の椅子があり、座ってトーク開始。

この場所に見覚えがありませんかと皆に聞く池森さん。……ないかな。なんと「そばにいるだけで」のミュージックビデオを撮った場所だそうだ。(今見直したら池森さんとマイクしか映っていなかった。池森さんを心ゆくまで堪能できる良いミュージックビデオです)

本日はアルバム購入者のイベントということで、まずはアルバムのお話をするそうです。ちなみに消防法の関係で130名しか入れないそうです。応募者がこれだけだったのではなく、各店舗の応募はがきの中から選ばれた人たちが本日集まっているそうです。こうやって集まるイベントは久しぶりだそう。

今月2日、アルバム購入者対象のオンラインイベントがあり、そこでした話とかぶるかもしれないとお断りが入った。「両方当選した人なんていないでしょ」なんて言っていたが、オンラインイベントは応募者全員参加できるやつです。

というわけで、私にとっては目新しい情報がありませんでした。それでもここに書くべきですよね、でもメモしなかったので。でもオンラインイベントよりも詳しく話していませんでしたね。

ライブの話

話は変わって、ライブのお話。池森さんが、ライブに来る男子が増えていると話した。大学生くらいの若い男性が増えていると。DEENを知ったきっかけを聞いてみたら、アニメ「ドラゴンボール」の再放送を見たからだという。池森さんは「ドラゴンボール」は偉大だと言っていた気がする。(ちゃんと聞け私)

ここで確か最前列にいた若い男性に話を聞いたんだっけ? 大学生ではなかったようだが、DEENを知ったきっかけは「ドラゴンボール」だった。本当にいた!

アニメもだけど、Youtubeの「このまま君だけを奪い去りたい (DEEN The Best DX)」のミュージックビデオが再生回数1000万回を超えたのも関係があるんじゃないかと山根さんが言った。しかし池森さんは大してその話に反応しなかった。

この辺りで、この前のライブツアーに参加した人に挙手を求めた。ほとんどの人が手をあげたので、逆に参加できなかった人に挙手を求めた。新しいな! そして私も手をあげた。「3人くらい」みたいなことを言っていた。どうしても都合が付かないこともありますよね的なフォローもあった。

札幌公演のチケットは売れ行きが怪しかったが、最終的に全公演ソールドアウト。札幌は平日だった。やはりライブは土日のほうが皆さんは来やすいのだろうけど、毎週末開催だと間が空く。ツアー中に5日くらい間が空くと気持ちを作るのが大変だと、池森さんが言った。気持ちとは言っていなかったか……この辺はジェスチャー多めだったので、なんとも文章にしづらい。

この前のライブツアーでは20分のメドレーがあり、年齢的に大変だったと山根さんが話した。メドレーで動き回る池森さんに対して「すごいね」と褒めていた。

オンラインイベントでも話した札幌公演後の“セカンドパーティー”。お店に最後まで残ったのが山根さんとサポートメンバーだったというオチ。山根さん、お店で歌ったとも言っていましたね。それはぜひ聴きたかったな。今後も札幌公演後には“セカンドパーティー”があるかもしれないので、チケットを購入するよう皆に促す仕事熱心な山口さんだった。

お祝いのケーキ

DEENさんは本日31歳の誕生日! 31周年を祝うケーキがステージに登場した。感染対策ということで息で吹き消せないためロウソクはなかった。全体写真を撮ることになり、池森さんがケーキを持ち上げようとして、指に付いたクリームを舐めた。うらやましい(何かはわからないこの感情)。ケーキを持ち上げるのに苦戦して、ようやく持てたと思ったら山根さんにぶつけるフリをして、皆をあせらせた。やりたい放題か(笑)。

写真撮影後だったか、なぜデコレーションが青色なのか山口さんに聞く池森さん。特に意味はないそうです。さわやかな感じと答えていたか。池森さんは「青いチョコって見たことないね」と言っていた気がする。そして山口さんが、皆が帰る時に写真を撮れるよう、出口にケーキを置くと言ってくださった。なんて優しい人なんだ! ただし、あとでケーキを食べるから、触ったりツバを飛ばしたりしないようにと注意が入った(笑)。

ケーキが退場して、今度はサブスクの話になった。DEENが31周年を迎えた今日、ビーイング時代の作品のサブスクが一部解禁された。その中にはベストアルバム『DEEN SINGLES +1』もある。山口さんが、できれば『DX』のほうを聴いてほしいと本音を漏らした。

31周年の決意をメンバーに聞く山口さん。熱く語ってくれることを期待したが、池森さんは「決意というかルーティーンなので」というような返しをした。レコード会社と契約を続けるためには作品を作らねばならないと。いや、そんなマジでビジネスな話をファンの前でしなくても!って、去年9月のオンラインイベントで蕎麦事業の話をされた時にも思いましたけども! この短期間で二度も同じことを思うなんて予想もしなかった。

山口さんが山根さんにも31周年の決意を聞く。「健康に気をつけて…」という回答に笑いが起きた。そうそう、そういうのを期待してた!

どういう流れだったか、またアルバムの話に戻り、台湾に撮影に行った時の話をした。台湾の人は優しくて、撮影していると避けてくれるとか、池森さんがハイボールを飲めるようになったとか。お店にワインがなくて仕方なくハイボールを頼んだらおいしかったそうで、日本に帰ってからもジムビームでハイボールを作って飲んだそうだ。しかし山根さんに言わせると「ハイボールは酒じゃねぇ」そうです。池森さんがハイボールを飲んでいた時、山根さんはウイスキーをロックで飲んでいた。

30周年公式ガイドブックの話

オンラインイベントでも話していたが、ここでも本の話をした。購入した人に挙手を求めると、ほとんどの人が挙手。続けて、本を読破した人に挙手を求める。結構手が下がった。メンバーは逆に嬉しそうな顔をしている気がした。それだけ作るのに時間が掛かったということだろう、時間を掛けて読んでほしいのだろう。

本を作るにあたり、ライターの伊藤さんと40時間掛けて話したそうだ。
池森さん「エピソードが思い出せない。セカンドアルバムまでは、ものすごくエピソードがあるけど……中盤くらいから、“何かあったっけ?”」
本の中盤から何かおかしいなと思ったけれど、本人が言ってくださってスッキリしました。山根さんも同じ状態だったようで、伊藤さんに「これじゃ記事になりにくいかな」と言われてしまったそうです。
山根さん「田川くんのギターソロとか、わかるわけないじゃん!」
思わずこぼれた本音に皆笑ってしまった。言い方もすねた感じでかわいらしかった。
山根さん「彼のみぞ知る」
いや本当に、どうにかして田川さんを取材現場に呼び出せなかったのかって、読みながら何度思ったことか。

紙の資料だけだと「作詞作曲池森だけど、俺作ったっけ?」なんて曲もあり、曲をプレイバックして、この曲かと思い出すこともあったそうだ。

山口さんがぜひ皆に読んでほしい所は「ひとりじゃない」のエピソードだそう。読んでほしいと言ったのに、池森さんがエピソードを話し出した。オーストラリアから急遽戻ったというお話。池森さんが当時の“おじいちゃんマネージャー”のモノマネをして、「まだOK出てませんよね(※池森さん)」「あぁ、そうだな…(※ヒラノマネージャー)」という一人寸劇を見せてくれた(笑)。そんなこんなでデビューから10年間は約束ができなかったと話した。

ここでしたのかどこでしたのか、「永遠をあずけてくれ」の話もした。池森さん作詞バージョンのサビの出だしを、なんと歌ってくださった! 超レア! 録音禁止だから無理だけど、録音できたら一生の宝物でしたね。

アンケートトーク

13時36分。イベント前に回収したアンケートの束を持つ山口さん。どんどん読み上げるようだ。もうメモが追いつかないだろうから、かいつまんでメモすることにした。まず「31周年を迎えたDEENに期待すること」。
山口さん「野外ライブ」
池森さん「31周年で今さら野外」

なんか冷たいな今日! いや、さっきまで楽しくおしゃべりしてた気もする! 去年のオンラインイベントでも、天気がリスキーだからと流された。そう、オンラインイベントで「野外ライブ」を希望したのは私です。池森さんにバッサリ切り捨てられて三日間泣いて暮らしたのも私です。私が初めて行ったライブが野外ライブなんだもの、その大切なライブをいつまでも“雨だった残念な野外ライブ”のままにしてほしくないんですよ。と、ここに書いてもねっていう。

雑談がすぎるから段落を変えたけども、さっきの流れで「野外ライブをやってほしい人」に挙手を求めた。少ししか手があがらなかった。また泣いて暮らす。

山口さん「47ツアーにかわる全国ツアー」
って言ったかな? 2019年の東北ツアーみたいなツアーはいつやるんだろうと私も思っています。九州ツアーとか、あってもいいんじゃないか。えーっと、ここは特に明確な回答はなかったか。

次は「DEENに聞きたいこと」。
山口さん「コラボしたいミュージシャンはいますか?」
池森さん「あまりいないですね」

素直な回答にちょっと笑いが起きた。コラボしたいミュージシャンがいる時もあるけど、今はいないとフォローしていた。

「DEENに期待すること」として、「アコースティックアレンジのアルバムを出してほしい」という文章が読み上げられた。アコースティックというのは、オーケストラだろうか、みたいな話になったんだっけ? 去年のオーケストラコンサートの話に発展した。あの規模になると、ものすごくお金が掛かるそうだ。って、またそういう話になってしまった! ファンの前でお金の話をしなくていいんだって! まだ夢を見させて…!

お金が掛かるので、今度やるならちゃんと自分たち主導で、もっと宣伝して……みたいな話をステージの上でしなくていいんだって! いつまでお金の話をする気ですか!

気を取り直しまして。
山口さん「映画館での上映」
なんかもっと気の利いた文章だった気もしますが。池森さんは、映画館は映画に合う音になっているから、ライブに合う音響にしたいと、そのようなことをおっしゃっていました。山口さんが、映画館でもドルビーシステムだと音がいいけど会場が限られているのと、若干お値段が高くなると説明してくださった。またお金の話(笑)。

「DEENに期待すること」として、ディナーショーを期待する文章が読み上げられた。ディナーショーはまたやりたいと池森さんが答えた。野外ライブとは正反対の回答ですね。

「リゾートライブを開催したい場所はどこですか」的な質問には、なんて答えましたっけ。今までどこで開催したか振り返ったんでしたっけ。

ふと、ビルボードライブで最近やっていないと話す池森さん。東名阪でやりたいけれど、名古屋ブルーノートがなくなってしまったと話した。池森さんが皆に「東名阪ってわかりますか」と聞いた。いや東名阪がわからなくて無反応だったわけじゃありませんから! 無反応ですみませんでした!

アンケート用紙をめくり、ライブを期待する声が多いと話す山口さん。
池森さん「すぐやりましょう、Break26!」
みんな拍手!したんじゃないかな。(記憶を失いつつある現在12日0時) 他にも希望などがあればソニーに送ってほしいと言っていたのはこの辺でしたっけ? ソニーというかエピックレコードの山口さん宛でしょうかね?

プレゼントコーナー

メモによると13時47分くらいです。そういえば私が勝手に名付けただけですからね、各コーナー名は。見出しがないと不便なので。決してどなたかが「プレゼントコーナー!」と叫んだわけではございません。

今回はソニー提供のグッズ詰め合わせをプレゼントしてくれるそうです。

  1. 詰め合わせA: 12名
  2. 詰め合わせB: 3名
  3. サイン入りグッズ: 3名(だったかな)

詰め合わせAは小さめの封筒にいろいろなグッズが入っているらしい。抽選箱からくじを引くメンバー。番号を読み上げても誰も立ち上がらない時があり、何度か引き直した。椅子は人数分しか用意していないから、残念ながら来られなかった方は10名くらいじゃないかと山口さんが言った。とりあえず6名にプレゼントを渡した。ステージ上の池森さんから手渡しでプレゼントを受け取る皆様。握手はなかった。渡す時に池森さんが「ヤフー(フリマ)に出さないでね」「メルカリも禁止」などと釘を刺していた(笑)。くじを何度も引き直して、12名に渡し終えた。

詰め合わせBはやや大きめの封筒だ。門外不出のグッズも入っているらしい! グッズ化に至らなかった試作品的なやつだろうか。しかしSNSに上げるのも周りの人に見せるのも禁止だと言っていたので詳細は闇の中。見せられるグッズとして山口さんが封筒からサッと取り出しメンバーに手渡したのは『千回恋心!』の紙製うちわ。それを見て山根さんが「この世から抹消したい」と言った。いやいや、よく撮れてますよ、その写真。いつ見ても素敵です。

3つ目のプレゼントは『DEEN The Best DX ~Basic to Respect~』のアナログ盤のジャケ写っぽい紙に、当選者のお名前を目の前で書いて渡すという激レアなプレゼント! しかしここでも、番号を読み上げても誰も立ち上がらないというミステリーが起きた。「もしかして恥ずかしいという方もいらっしゃるんでしょうかね」というようなことを山口さんが言った。プレゼントは両面仕様ということで、メンバーがそれぞれの面にサインを入れていた。

終わりに

今後の活動についてのお知らせがあった……と思う(記憶喪失)。5月に白馬のフェスに参加すると。フェスと言っても何万人も集まるようなものではないと言っていた。あとはファンクラブのイベントとしてハワイ旅行があるという話。他にもお知らせがあったが、口止めされたのでここに書けない。山口さんから「お金を貯めておいてほしい」とお願いされた(笑)。

最後にメンバーから一言ずつ。……うん、最後くらいメモすればよかった。BGMとして『DANCE IN CITY ~for groovers only~』が流れ出し、山根さんの話が終わる頃ちょうど「shining eternal lights」で、軽く歌いながら去って行った(笑)。盛大な拍手でメンバーを見送った。


楽しい時間があっさり終わってしまった。山口さんが言っていた通り、出口にケーキが設置されて撮影タイムが始まった。誰の案内もないが皆さん静かに列を作り撮影の順番を待った。ケーキはまさかのノーガード。どなたか、アクリル板をお持ちの方はいらっしゃいませんか! 私は最後列に座っていたためわりと早く列を抜けられたが、前方に座った人はどれくらい待ったのだろう?

DEEN31歳のお祝いケーキ。青いハートがやたら乗っていてスタッフの愛を感じるケーキ。

後記

プレゼントは公開禁止と言っていたが、ケーキの写真は載せても良いのだろう。もう載せたけど。相変わらず写真を撮るのも編集するのもヘタだけど許してほしい。そういえばイベントの終了時刻をメモしなかった。写真の撮影時刻は14時8分です。

山口さんは結構ヘビーな花粉症だそうで、メンバーのトーク中にたびたび席を外しては鼻をかみに行っていた。薬は飲まず、出し切る形だそうです。鼻が痛くなりそう。

で、誰も興味がないと思うけど書きますよ、私がアンケートに何を書いたのか。「2024年のDEENにやってほしいこと」として、「歴史に残る名曲を作り出してほしい」。……野外ライブじゃないんかーい!