DEEN LIVE JOY-Break12 at Zepp Tokyo(最終日)

2008年2月11日、月曜日。会場はZepp Tokyo。ツアー最終日! 今回のレポートはメモのメモくらいの扱いでお願いします。ページが縦に長くなりすぎたため、前半戦と後半戦の2ページに分けました。

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ライブ前の様子

ロビーにはたくさんのスタンド花が。贈り主は織田哲郎さん、バレンタイン監督、矢野沙織さん、バンダイナムコゲームスなどなど。グッズ販売やドリンク交換でかなり混雑しているロビーを抜け、座席を目指す。いきなり知り合いに声を掛けられ動揺する。自分の席はもう少し前らしい……と、視線を前に移したその時、レールが目に飛び込んできた。え……ぇぇぇぇえ!? 場内を前列と後列にわけるかのように、20列の前にディーン!!と横たわるカメラ用のレール。溝が、ここに溝がありますよ、DEENの皆さん! 47都道府県ツアーで埋まったはずの溝がここに……! 冗談はいいとして、カメラを数台発見。一眼レフ (?) を手にした女性も発見。場内には「夜カフェdeen」のBGMが流れている。池森さんがGoodさんに「夜カフェ」をイメージして作ってもらった曲だっけ?

ライブスタート!

15時38分消灯。突然、女性による英語のナレーションが流れ出した。まったく聞き取れないが、きっと「これからライブが始まりますよ」的な事だろう。リズムも聞こえだし、みんな手拍子開始。暗闇の中、持ち場につくメンバー。そしてスポットライトがメンバーを照らし出す。HIDEさん! 宮野さん! 山根さん! 田川さん! 池森さん! 歓声がMAXになったところでステージが真っ赤に染まる!

客席前方は最初っから飛ばしてますね! かなり盛り上がってるよ! 後方は……一階は傾斜がないし20列の前にレールがあるから、なんか、温度差ありますね? ただ、レールがあると言っても19列の後ろにレール、一段上がって20列があるのでちゃんと見えてます。カメラとカメラマンとカメラを移動させるスタッフが行き来するけど。ちょっと気になる!

カメラよりもDEEN! 久し振りのDEEN+リズム隊。やはりDEENはバンドなんだなぁと。わかりやすく言うなら、47都道府県ツアーは「DEENメンバー」で、LIVE JOYは「DEENチーム」……わかりやすく言えてない気がする。魅せてやる!という気合いを感じる。もしかしてカメラがあるから? そんな事ない?

あまりよく見えないしDVDになるようなので、詳しい衣装チェックはナシで。「よく見えない」ってのは衣装が黒いんです。『DEEN The Best クラシックス』に合わせて黒を基調とした衣装? 池森さんはパンフレットと同じ格好……三人とも同じ格好なのかな。田川さんは黒いジーンズか。山根さんはあとのメモによるとシャツの上に黒っぽいジャケットを着用。

曲ね、曲! ラップは確かCDのものでした。……注目すべき点はそこじゃない。気合い入ってるよーDEEN! ホント言葉にできないくらい楽しい。本音を言うならメモを放棄して楽しみたい。でも放棄したら後悔しそう。すべてをMemoriesにする方法はないんだろうか?

さらに盛り上がれと言わんばかりに「ひとりじゃない」。イントロではすでに定番・飛び跳ねる池森さん。そうか、これだ! この燃える感じ! 全身でリズムに乗る楽しさ、大勢によって生み出されるエネルギー……これがLIVE JOYだ! 47都道府県ツアーを経て、自分はようやく大切な事に気付けた。ひとりじゃない! 本当にひとりじゃない! 自分頑張れそうだ! ありがとう、DEEN!(コレすでにレポートじゃない)

池森さん「DEEN LIVE JOYへようこそ!」

なんだか音が割れているような? 耳が付いていけてないだけかな。池森さんは1・3サビで裏声使用。苦しそうに歌うのは癖なのだろうか、それとも苦しいのだろうか。歌詞を考えれば笑いながら歌う曲ではないが。そんな雑念は海に捨てといて、全身全霊の歌を全身全霊で聴く。輝く砂を一粒も零さないよう、ゆっくりと手渡すかのように、少しずつ確実に伝わって来る想い。この曲からDEENは始まったんだ。この曲がなかったら、なんて考えたくもない。

確か、ここで暗転。山根さんと田川さんに降りそそぐ青い光。この幻想的なイントロは……。

ここで来るか! バンナムからの花を見て、今日歌うかな?くらいは思ったけど、ここで来るか! 反則でしょコレ!

自分はこの曲でDEENを知った。当時何も知らなかった自分は「この人に会いたい」と、それだけを思った。すべてがどうでもよくなっていた自分の中に生まれた一つの希望。自分はこの曲に救われた。

鼓動……足元から伝わるドラムの振動。今、ここにいる。同じ場所で、同じ時を生きている。毎回レポートに「泣きそう」とか書いてる気がするけど、今回はホント泣きそう。でも泣いたらコンタクトレンズが落ちそう。なんか左目の調子が悪い。いつかの山根さんになっちゃうよ!

えーっと……曲が終わり、ライトが落ちる中、一同礼。ここから戯言控えめで行きます。(まだ書く気か)

ステージが徐々に明るくなる中、スタッフから赤いエレアコを受け取る池森さん。確かここで上着を脱いだはず。
池森さん「さぁ、いよいよ始まりました! 今夜の……と言いたくなってしまいますが、今日は3時半スタート。ツアーファイナル、今夜は楽しいひとときを過ごしてください。ヴォーカル・池森秀一です」
言った先から「今夜は」と言ってしまう池森さんにみんな苦笑。
山根さん「キーボード・山根公路です。よろしくお願いします」
何かやり取りをしている池森さんと山根さん。
田川さん「よろしいでしょうか(笑)。ギター・田川伸治です」

池森さん「去年になりますが、12月19日、アコースティックベストアルバム『DEEN The Best クラシックス』……聴いていただけてるでしょうか?」
みんな拍手!
池森さん「ベストアルバムに関して……」「1999年『Christmas time』……『このまま君だけを奪い去りたい』のアコースティックバージョンをカップリングにどうでしょうかとリクエストがありまして。当時はカバー、セルフカバーがあまりなかったので違和感を感じ……カップリングというポジションに違和感があって……」「クラシックスシリーズ……“季節を切り取ろう!”……誰に言ってんだ(笑)」
みんな爆笑!
池森さん「季節を表すにはInstrumental……」「僕たちの長年のキャリア……自分でキャリアと言うのもどーなんでしょうか(笑)。“スタッフのリクエストを聞く”……DEENのいいところ。柔軟性がある?……まずは受け留める(笑)。いいところですよ(笑)」
全員を巻き込んで自分たちの事を褒めまくる池森さん。さっきまであんなに真剣に歌ってたのに! まるで別人のようだ。妙に面白い。ちなみにここら辺はメモがまったく追いつかず、捏造してあります。
池森さん「ボーナスものですよ、そのスタッフ(笑)」「8年かかって季節をすべて制覇した。でもベストアルバムにする予定はなかったんです。UNPLUGGED TOURをやって、評判がよくて……」「今までのインストは収録せず、うまく四季をテーマに……ベスト用に、リーダーは春と夏、巨匠が秋と冬。うまく季節の変わり目に入ってる」「ベストアルバムにしか収録されてない曲が二曲ありまして、一曲が映画『SS』の主題歌『I Promise You』、もう一曲が矢野沙織さんとコラボレーションしたバラード『白い記憶』。皆さんにとっての大切な一曲になるといいなと思ってます」

池森さんがギターを構え、「皆さん、よろしかったら聞いてやってください(笑)」と言って曲へ。

メモによると、山根さんはキーボード、田川さんはお馴染みの青いエレアコ。池森さん、ギターほとんど弾いてない!? 山根さんと田川さんが歌う部分だけ、ギターを凝視しながら弾いている。せ……せわしない……。なんだかストリートライブに見えるのは気のせい? 可愛く見えるんだって! DVD出たら見てみなって!

拍手がやむと、さざなみの音。なんだ? どの曲だ?

サビ途中「Summer Breeze」のところからアカペラっぽくスタート。たぶん2007versionだろう、なんだかトロピカルだから。バンドになるとまた違った雰囲気。そして池森さんはまだ赤いエレアコを抱えている。やはり可愛く見える。「オレ、ギター始めたよ!」的な。

曲が終わると再びさざなみの音。青いライトが揺らめきながら場内を照らす。徐々に暗くなってゆく場内。確か、ここからアコースティックコーナー。

アコースティックコーナー

ステージ上の三人を左右から優しく照らす黄色と紫色のライト。山根さんはお馴染みの(田川さんの?)茶色いエレアコ。

おぉ、落ち着く。DEENのスタンダードナンバー? 永遠性を感じる。この先10年、20年……何も恐れる事はない! DEENはずっと続いて行くよ! 無闇に感動していると(2サビ前)田川さんがギターのボディーを叩いた。そこ叩く必要あった!? す、すみません。コン!っていう音で現実に引き戻されたもので……。
池森さん「1996年……6年でしたっけ? 『少年』という曲。日産提供の5分くらいの『少年時代』という番組に使われてました」「短い時間ですが、楽しんでください。ヴォーカル・池森秀一です」
『LOVE FOREVER / 少年』がリリースされたのは1995年です。自信がなくて叫べなかった。

田川さんMC

池森さん「巨匠にマイク渡します」
田川さん「はい、こちらお台場です」

みんな爆笑!
田川さん「最終日、晴れるんですね。最終日じゃなくても要所要所……屋外でPV撮るとか」
池森さん「プロモーションビデオね」
田川さん「写真集……」
池森さん「パンフレットね」
山根さん「写真集は出せない(笑)」
池森さん「もう無理ですね(笑)」
山根さん「はじめから無理だよ!」

みんな、そんな事ないとでも言いたげな雰囲気(確か)。
田川さん「いつまでが良かったんでしょうね(笑)。今日は汗かいて、帰りはしっかり上着て、Tシャツのまま出ないよう……」
池森さん「お母さんみたい(笑)」
田川さん「帰ったら、うがい、手洗い……手首まで洗う……(笑)」

田川さん「ブログ、瓦版。ありがたい事に大好評でして」
みんな拍手!
田川さん「昨日も22時……22時○分○秒(笑)……繋がらなくて。先日『SMAP×SMAP』出た時、10時から翌朝……というより深夜、一晩で25000件というアクセス数」
山根さん「一晩で!?」

山根さんのオーバーリアクションにみんな爆笑!
田川さん「最初、5000件と聞いて書いちゃったんですけど、それはパソコンからのみだった。20000が携帯から。8人に……違う、何言ってんだ」
みんな若干苦笑。
池森さん「彼は計算得意ですから(笑)」
田川さん「10人に8人が携帯から見てるわけです。僕もブログ、携帯からですよね」※メモが曖昧ですみません。
池森さん「(自分は)見るのはパソコンですね」
田川さん「まめに見てるよね。“俺写りいいなー”とか(笑)」

みんな爆笑!
田川さん「この前“ちょっと来て”って……“どーよ俺?”……それはない(笑)」「こう見えて……反応ないって事は、こう見えないって事ですね(笑)。パソコン触らないんです。触るのはプログラミングの時くらい。指一本ですよ。K……Y……KY(笑)」
山根さん「またKYか(笑)」※池森さんが言ったんだっけ?
田川さん「KとYの場所だけ覚えました(笑)。音楽の……MP3とかね。全然わからない。MP3?“もっとポップ”?」
池森さん「“もっとポップ”じゃない“もう少しポップ”」
田川さん「“まだポップ”……これでMP3!」

見事な連携に沸く場内。“まだポップ”の部分はメモも記憶も曖昧ですが。
田川さん「パソコン教室。恥ずかしくないかって……調べてもらって……そうしたら“年配も来てる”……俺、年配?」
みんな爆笑!
田川さん「DEEN、40じゃないし」
山根さん「すいません、40なんですけど」

みんな再び爆笑!
田川さん「どういう人が来てるのかリサーチしてもらったんです。まず、マウス」
池森さん「そっからですか?」
田川さん「マウス右、矢印も右。振り返ったら、みんなマウス出ちゃって……」
山根さん「作ってるでしょ(笑)」
田川さん「これは作ってます(笑)。今度は左……後ろからカタカタカタカタって音が……みんなキーボードの上、カタカタカタカタって(笑)」

みんなは笑いっぱなし。予想はできても田川さんの言い方が面白い!
田川さん「パソコン教室通って、溶け込めるよう……(笑)。なかなか音楽以外に時間使うのは苦手で」
メモ取れてませんが、パソコンに慣れてゆく様子をブログに載せるとか、先日書き込んだ記事についての話をしたような?
池森さん「出島関ね」
田川さん「リーダー、後光が差して(笑)」
池森さん「巨匠の書き込み楽しみですね」
田川さん「どうでしょう?(※長嶋さん風)」「田川伸治でした」

山根さんMC

田川さん「DEENリーダー、キーボード・山根公路!」
山根さん「そんな事言いつつ、田川くんメール速いよね」
池森さん「めちゃくちゃ速い!……リーダー、あまりブログアップしてないよね」
山根さん「あまり得意じゃないんですよ」
池森さん「○×△もの日記……」
山根さん「言えてないよ(笑)」
池森さん「おいしいもの日記は書き込んでたよね」

山根さん、あいまいな返答をする。メモ取れず。

山根さん「二階、照明明るくして」
全体的に明るくなる場内。二階にもたくさんの方々がいる。
池森さん「チケット即日完売!」
みんな拍手!
山根さん「今日、日曜日……」
池森さん「月曜日!」
山根さん「遠くから来た人!」

客席からは「鹿児島!」という声が上がる。山根さんの「北からは?」の問いには「北海道!」。
山根さん「嬉しいですね」
池森さん「……ものすごい煙(笑)」
山根さん「もやかかって……しゅーちゃんの顔が見えない(笑)」「今日、初めて動くDEEN見る人?」

ぱらぱらと手があがる。
山根さん「初めてのわりにはTシャツ着てる(笑)。祭りのような格好して」
池森さん「15歳?」
観客「24歳!」
山根さん「24歳でそんな格好しちゃダメだろー……なーんてな(笑)」
池森さん「15歳いらっしゃいませんか?……15歳いた! デビューした頃に生まれたんですよ」
山根さん「感慨深いね。皆さんの応援あっての……毎年コンサート、CD出して……」
池森さん「いないですよ、こんなやつ」
山根さん「これからも頑張っていこう!」

意気込む山根さんに笑うみんな。
池森さん「DEENのそういう担当ですから」
山根さん「イテテテテ……おなか痛くなっちゃう、ハードル上げられると」

みんな爆笑!
池森さん「なんでおなか痛くなるんですかね、緊張すると」
山根さん「イテテテテ……これ流行らそうかなって(笑)」「山根公路でした」

池森さんMC & アコースティックコーナー2・3曲目

池森さん「DEEN all staffに拍手!」
みんな拍手!!
池森さん「そして今日はご覧の通り、各場所にカメラ。今夜の様子が春にDVDでリリースされます。UNPLUGGED TOURとZepp、二枚組みになるんじゃないかと。……レールが……“うざー”とならないよう(笑)」※不確か。
山根さん「その分、割引きしてある(笑)」はずありません!
池森さん「後ろから……クレーン。くれぐれも意識しないよう。化粧直すとか……(笑)」

この部分、私は勝手に「池森さんMC」と題しているけれど何か違うような。というのはいいとして。

池森さん「とっても懐かしい曲をやりたいと思います。ファーストアルバムに入ってまして……当時はCANON、EOS KissのCMに使われてました。それでは『思いきり 笑って』聴いてください」

真っ白いライト。そしてエコーというのか……とても神秘的。この曲は何度聴いても他と隔絶したところにある気がする。天上に一番近い歌。(自分で言っておきながら意味不明)
池森さん「ファーストアルバム『DEEN』から『思いきり 笑って』でした」

池森さん「アコースティックコーナーはですね、アコースティックアレンジで聴いていただくと。Break2からだと思うんですけど……こういったコーナーがあったから、アルバムができたのでは。ライブで培われた……」※続き何て言いました?
山根さん「そうですね」
池森さん「今後も大事にしていきたいなと。前回初めてのUNPLUGGED TOUR」「様々な出逢い……出逢いをテーマにした曲、ファーストアルバムから『広い世界で君と出逢った』」

確か、田川さんは青から茶色いエレアコに持ち替えた。ステージ天井のライトが緑色の光を放つ! 新緑の季節か! あれ? その季節の歌だっけ? ギターを掻き鳴らす田川さん。Simple is the best!! ちょっと違う? 池森さんの髪形みたくさっぱりしてる!ってメモしてあるんだけど、ライブ中にどんなメモしてんだ……。爽やかだなーホント爽やかだなーと感心しているうちに曲が終わり、暗転。

まぶしいくらいの白い光が客席に振りそそぐ。聞こえて来たのは「せせらぎ」。……「木漏れ日」でしたっけ? メモすべき点がズレててどうしよう。※「木漏れ日」でした。

後半戦に続く!