Classics Four BLUE Smile Blue

Smile Blue

タイアップ: 日本テレビ系「NNN News リアルタイム」内、「エンタメSPORTS」のテーマソング（8月6日から9月末）

2007年の47都道府県ツアーのテーマソング。

山根さんはギラギラした感じのビーチをイメージして曲を作った。【会報『DEENIM』Vol.51（2007年発行）、p.5】

“47（ヨンナナ）”は、3人だけで回ることが決まっていたので、アコースティックな演奏にもハマる、ファンの皆さんとも一緒に歌って楽しめるようなアレンジを最初から意識しました。（山根さん談）【『DEENAGE MEMORY』のセルフライナーノーツ】

夏がテーマだったので、明るくて皆が歌えるような曲にした。押尾コータローさんが弾くイントロが作品全体のイントロでもある。池森さんは、遠くにいる君との距離感、というイメージで歌詞を書いた。47都道府県ツアー（DEEN Summer Resort Live '07）との繋がりも意識した。【『CDでーた』2007年9月号（角川書店）、p.62】

この曲のリズムは昔からよくあるパターン（夏になるとよくあるそうだ）。この曲は『Blue』を出すにあたって作った。何曲かいろいろなパターンを作っていくなかで、「DEENってこういう曲もあっていいのかな」と山根さんは思った。『Classics Two』の「未来のために」もこのようなリズムパターンで、ポップな感じに仕上がるのではないかと思って作った。イントロはいろいろあったが、あのイントロになった（秀ちゃんと押尾さんがフィーチャーされているものがいいのではないか、と山根さんは思ったそうだ）。【2007年8月6日放送のbayfm「夜カフェdeen」84回目より】

押尾コータローさんとはこれまで交流がなく、今回のレコーディングが初対面だった。「Smile Blue」でイメージしたのは、どこまでも抜けるような青空。制作中に偶然押尾さんのギターサウンドを耳にした池森さんの頭の中に、イメージ通りの青空が広がったため、すぐに依頼した。一番最後の工程で押尾さんにギターを入れてもらった。良い作品にしようという熱意が伝わってくるレコーディングだったという。【『月刊Songs』2007年10月号（ドレミ楽譜出版社）、p.46】

押尾さんの音は左から聞こえる。【2007年7月24日放送のCROSS FM「AIR CRUISIN'」より】

間奏のギターは、押尾さんではなく田川さんが弾いている。【2007年8月22日放送のMBSラジオ「押尾コータローの押しても弾いても」より】

テンポは全楽曲中、1・2を争う速さ。曲名は最後に決めた。コンセプトにした "Blue" という単語を使いたかったため、それと掛け合わせていく中で閃いた。ビデオクリップの撮影は沖縄県でおこなった。池森さんがずいぶん前にちらりと言った希望をスタッフが覚えていたためである。【『月刊Songs』2007年10月号（ドレミ楽譜出版社）、p.46】

2007年7月28日、着うたサイト「レコード会社直営サウンド」にて「Smile Blue ～47都道府県version～」の配信を開始した。全都道府県の名前を入れて47曲配信するという、着うた史上初の企画だった。

Sunrise Sunset

タイアップ:「クレールベイサイド」のテレビコマーシャルソング ※東海地区のみで、2007年9月1日より2008年8月末まで放送。

田川さんは最初にタイトルを決めて、そのイメージで作曲していく。池森さんもタイトルのイメージから話を組み立てていった。【『CDでーた』2007年9月号（角川書店）、p.62】

田川さんは季節を意識して曲を作ることは少ないが、この曲は夏の海をイメージして作った。コンセプトはサンライズとサンセット。朝日と夕日をイントロとエンディングで表現した。【『月刊Songs』2007年10月号（ドレミ楽譜出版社）、p.47】

池森さんの話を要約――海のそばに住みたいと思って越してきてる人がずいぶんいると思う。そういう人の思いを考えて歌詞にした。デモのときからリゾート感あふれる曲だった。サビの "Sunrise Sunset" はデモのときからそう歌っていた。田川さんのフェイクイングリッシュをそのまま歌詞に使った。日本語で、と思ったが、あのメロディーとあの歌詞以外にないと思った。【2007年8月20日放送のbayfm「夜カフェdeen」86回目より】

Smile Blue <Ocean Breeze>

構築された楽曲が並んでいるため、箸休めのような意味で力を抜いて聞いてもらえるものを一つは入れたいと思った。【2007年8月6日放送のbayfm「夜カフェdeen」84回目より】

Memories 2007

全部明るい楽曲ではなく、ちょっと変化球もあっていいんじゃないかと、この曲を選んだ。アレンジはラテンで情熱的な感じというところで広げていった。【2007年8月20日放送のbayfm「夜カフェdeen」86回目より】

ダンサブルなオリジナルに対し、キセキ・ヴァージョンは秋色。そしてクラシックス・ヴァージョンは夏の終わりを意識してみました。（田川さん談）【会報『DEENIM』Vol.53（2007年発行）、p.13】

Smile Blue <Eternal Summer>

田川さんは、最初に弾いたギターをベースにして、ひとりで諸々の楽器を演奏しオーバーダビングした。沖縄ロケが決まったあとだったので、沖縄の音を意識した旋律や音階にした。【『月刊Songs』2007年10月号（ドレミ楽譜出版社）、p.47】