2001年の超略歴

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2001年、DEENとして21世紀最初にリリースする作品は20世紀の活動の集大成を作品にしたいという思いからBallad Best Albumに決定。同時に昨年のツアードキュメンタリーVIDEO & DVD、ギタリスト田川伸治初のソロアルバム含む5タイトルを発売。全タイトルオリコン同時チャートインを果たす。初のBallad Best Album『Ballads in Blue ~The greatest hits of DEEN~』はインターネット投票を参考に収録楽曲を決定。このスペシャルサイトは150万アクセスを記録した。このアルバムはオリコン2週連続TOP10入りを果たしロングセールスを記録した。又、VIDEO『on & off ~tour document of 'need love~』は初のチャート1位を獲得。田川伸治はアルバム『A SURVIVED SCARECROW』発売後初のソロライヴも大成功をおさめ新たなる可能性を広げた。

2001年に入ってからのDEENは今までの活動とは少し異なった動きを見せた。ヴォーカル池森秀一のソロ活動を開始。"SHU"というアーティスト名でファルセットを巧みに使ったR&Bテイスト溢れるマキシシングル『ANOTHER LIFE』を5月9日にリリース。DEENのヴォーカルという事を打ち出さない形でのプロモーションを展開。REMIXERにG.T.S.等を起用してクラブシーンでの支持を集めた。「TOKYO CLUB GANG」において最高位8位(邦楽アーティスト2位)を記録。又、日韓合同コンピレーションアルバム『プロジェクト2002』(2001年10月24日 日韓同時リリース)にDEENとして1曲。SHUとして1曲参加。これは韓国で初めての政府公認でリリースされる日本語の入ったアルバムとして話題となっている。日本からの参加アーティストはポルノグラフティ、小柳ゆき、PUFFY、TUBE等。そして初めての池森秀一がパーソナリティをつとめるTV Program「DEEN Basic to Respect」もスタート。

【アルバム『DEEN The Best キセキ』のセルフライナーノーツより】

池森さんは次のように話している。――今年はゆっくりじっくり腰を据えてやりたいな。アマチュア時代みたいにもっと練習がしたい。しばらく修行のためにこもらせてください(笑)。【会報『DEENIM』Vol.25(2000年発行)、p.2】

山根さんは次のように話している。――今年は、もう少し制作をじっくりやっていきたいですね。去年は3人でやってきたけど、またいろいろな人と一緒にやって刺激を受けたい気分にもなってるし。形にこだわらず、いろいろなことに挑戦していきたいですね。【会報『DEENIM』Vol.25(2000年発行)、p.3】

池森さんの発言――ファンのみんなには、2001年はDEENとしての目立った活動はなかったように映ったかもしれないけれど、自分たちにとっては、今後の制作の糧になる充実した年にできたと思ってる。【会報『DEENIM』Vol.29(2001年発行)、p.4】