見上げてごらん夜の星を

見上げてごらん夜の星を

タイアップ: 信越放送「Kiss! (in CHALIFE)」の2002年1月度・4月度エンディングテーマソング

10年目の年に出す作品は意味のあるものにしたいという思いがずっとあった。オリジナル曲をたくさん作っていたが、その部分でなんとなく気持ちが噛み合っていなかった。そんな時、池森さんはスタジオに向かう車の中で「見上げてごらん夜の星を」というタイトルがひらめいた。ディレクターに相談し賛同を得たところで、とりあえず音を作ってみた。それをスタッフに聴いてもらった。すると想像以上の反応が返ってきて、2002年最初のシングルは「見上げてごらん夜の星を」にしよう、という話になった。【無料冊子『J.A.M.』2002年5月号、p.1】

池森さんの声と絡むような弦の音を入れたかった。そこでレーベルが一緒だったダイアナ湯川さんを紹介してもらった。【会報『DEENIM』Vol.29（2001年発行）、p.6】

スタッフから、ダイアナ湯川さんとコラボレーションしてみてはどうかという話が出た。「見上げてごらん夜の星を」を歌った坂本九さんは飛行機事故で亡くなった。その飛行機にはダイアナ湯川さんの父親も乗っていた。そのためダイアナ湯川さんに参加してもらえたら、カバーに大切な深い意味を持たせることができるのでは、と思った。メンバーはダイアナ湯川さんの演奏にとても感動した。【無料冊子『Pause』（2002年2月末配布）、p.40】

池森さんは以前からカバーというものに興味を持っていた。ソロワーク (SHU) で洋楽テイストのものを思いきりやったからこそ、今回古きよき日本の歌を歌いたいと思えたのかも、と話している。【『CD HITS!』2002年2月号（学習研究社）、p.118。たぶん】

山根さんは日韓アルバムに携わったことで、日本の“文化”としての音楽を改めて考えるようになったという。【会報『DEENIM』Vol.29（2001年発行）、p.5】

今日の日はさようなら

本当はエンディングに入ったらフェイドアウトするパターンだったが、コーラスやパーカッションを入れていくうちに、いつのまにか壮大なエンディングになった。【会報『DEENIM』Vol.30（2002年発行）、p.2】