UTOPIA

CD詳細

• 9th album
• Studio album（6枚目）
• 発売日: 2003年11月5日
• 品番: BVCR-11057
• 価格: 2913円+税
• レーベル: BMG FUNHOUSE

収録曲

1. ユートピアは見えてるのに ～Twilight style～ (Al Schmitt MIX) *Remix version (Original version: 27th single)
2. Someday
3. Driving my car
4. 翼を風に乗せて ～fly away～ (Al Schmitt MIX) *Remix version (Original version: 25th single)
5. Rock my heart
6. Lost time
7. I could change
8. 星の雫
9. 太陽と花びら (Al Schmitt MIX) *Remix version (Original version: 26th single)
10. Shaking the ground
11. いくつものありがとう

クレジット

1. ユートピアは見えてるのに
   作詞: 池森秀一／作曲: 土田則行／編曲: DEEN・大平勉
2. Someday
   作詞: 池森秀一／作曲: 鈴木寛之／編曲: DEEN・大平勉
3. Driving my car
   作詞: 池森秀一／作曲: 土田則行／編曲: DEEN・大平勉
4. 翼を風に乗せて ～fly away～
   作詞: 池森秀一／作曲: 鈴木寛之／編曲: DEEN
5. Rock my heart
   作詞: 池森秀一／作曲: 山根公路／編曲: DEEN・時乗浩一郎
6. Lost time
   作詞: 池森秀一／作曲: 山根公路／編曲: DEEN・時乗浩一郎
7. I could change
   作詞: 池森秀一／作曲: 鈴木寛之／編曲: DEEN・大平勉
8. 星の雫
   作詞: 池森秀一／作曲: 山根公路／編曲: DEEN
9. 太陽と花びら
   作詞: 池森秀一／作曲: 池森秀一・時乗浩一郎／編曲: DEEN・大平勉
10. Shaking the ground
    作詞: 池森秀一／作曲: 田川伸治／編曲: DEEN
11. いくつものありがとう
    作詞: 池森秀一／作曲: tanatonote／編曲: DEEN

ユートピアは見えてるのに ～Twilight style～ (Al Schmitt MIX)
Drums: 沼澤尚
Wurlitzer & Acoustic Piano: 大平勉
Soprano Sax: Gary Scott
Trumpet: 佐々木史郎
Trombone: 河合わかば
Violin: 伊藤由貴、大井実夏
Viola: 中村里子
Cello: 森田香織
Background Vocals: Ko-saku、入日茜

Someday
Drums: 沼澤尚
Bass: 酒井勇也 [from PICK2HAND]
Background Vocals: Ko-saku、入日茜

Driving my car
Drums: 沼澤尚
Bass: 酒井勇也
Alto Sax: 勝田一樹 [from DIMENSION appears by the courtesy of ZAIN RECORDS, INC.]
Background Vocals: Ko-saku、入日茜

翼を風に乗せて ～fly away～
Drums: 沼澤尚
Bass: 宮野和也
Keyboard: 大平勉
Violin: 伊藤由貴、大井実夏
Viola: 中村里子
Cello: 森田香織
Background Vocals: 入日茜、鈴木寛之

Rock my heart
Drums: 沼澤尚
Bass: 酒井勇也
Trumpet: 佐々木史郎
Trombone: 河合わかば
Background Vocals: Ko-saku、入日茜

Lost time
Drums: 沼澤尚
Bass: 宮野和也
Trumpet: 佐々木史郎
Trombone: 河合わかば
Violin: 伊藤由貴、大井実夏
Viola: 中川名津子
Background Vocals: Ko-saku、入日茜

I could change
Drums: 沼澤尚
Bass: 宮野和也
Flugel Horn: 佐々木史郎
Flute: 宮澤貴子
Background Vocals: Ko-saku、入日茜

星の雫
Drums: 沼澤尚
Bass: 宮野和也
Soprano Sax: Gary Scott
Violin: 伊藤由貴、大井実夏
Viola: 中川名津子
Background Vocals: 入日茜

太陽と花びら
Drums: 沼澤尚
Trumpet & Flugel Horn: 佐々木史郎
Trombone: 河合わかば
Tenor Sax: 勝田一樹
Rhodes: 大平勉
Background Vocals: Ko-saku、入日茜

Shaking the ground
Drums: 沼澤尚
Trumpet: 佐々木史郎
Trombone: 河合わかば
Alto & Tenor Sax: 勝田一樹
Background Vocals: Ko-saku、入日茜

いくつものありがとう
Drums: 沼澤尚
Bass: 宮野和也
Background Vocals: Gary Scott、Ko-saku、入日茜
Gang Chorus & Hand Claps: GOOD-DAYS

Produced by DEEN
Co-Produced by 時乗浩一郎

DEEN is
池森秀一: Vocal & Background Vocals
山根公路: Background Vocals, Piano, Rhodes, Wurlitzer & Synthesizer Programming
田川伸治: Electric Guitar, Acoustic Guitar, Percussion & Synthesizer Programming

Programming:
大平勉 (#01, #02, #03, #04, #07, #09)
山根公路 & 時乗浩一郎 (#05, #06)
山根公路 (#08)
田川伸治 (#10, #11)
Horn Arrangement:
大平勉 & 時乗浩一郎 (#01, #09)
山根公路 (#05, #06)
田川伸治 (#10)
Strings Arrangement:
大平勉 & 時乗浩一郎 (#01)
鈴木寛之 & 時乗浩一郎 (#04)
山根公路 (#06, #08)
Recorded by
稲垣祥一郎
長谷川裕之
Mixed by
Al Schmitt (#01, #04, #09)
稲垣祥一郎 (#02, #03, #05, #06, #07, #08, #10, #11)
Recorded & Mixed at
TAKE OFF studio
is studio
The Village Studio
Mastered by 古川いち子 (Bernie Grundman MASTERING)

Products Assistant: 宮澤貴子 (TAKE OFF studio)
LA Recording Coodination:
Nohl Takahashi
Claris Sayadian-Dodge
Kiyoshi Teranishi

Art Direction, Design: 高橋伸明 (bahaty)
Photography: 大川直人
Photography Assistant: 荒川潤 (Naoto Ohkawa Photography, Inc.)
Hair & Make-up: 中島恵三 (CLASICO)
Styling: 平間勝典 (SOLTEC)
Styling Assistant: 羽場且起 (SOLTEC)
Location Coordinate: Maki Osada, Addie Akemi Kohzu, Jojo Livingston (RADIANT PICTURES, INC.)
Associated with 元起丈晴 (G-project inc.)
Creative Service: 深貝順 (BMG FUNHOUSE)

Artist Management: 大池茂文 (GOOD-DAY)
A & R Chief: 向井一洋 (BMG FUNHOUSE)
A & R: 山口育孝, 小関秀彦 (BMG FUNHOUSE)
Sales Promotion: 佐久間博, 神田史朗 (BMG FUNHOUSE)

Thanks to
Romeo V. Gonzaga
大塚満（宮地楽器）
YAMAHA ART
HEAVY MOON
Roland
小林信雄（サウンドトゥーフォー・テイト）
Special Thanks to DEEN's Friends, Mother, Father, Brother, Sister and God!

Supervisor: 吉澤博美 (BMG FUNHOUSE)

Executive Producer:
田代秀彦 (BMG FUNHOUSE)
神林一夫 (GOOD-DAY)

詳細

2003年はDEENの11年目の新しいスタートなので、季節とともに作品をリリースしたいという意気込みがあった。【※1】

リアルタイムでAORを聴いた世代にはAORというと夏のイメージがあるかもしれないが、メンバーはそうではない。その辺りをうまく四季を通して表現したかった。【※2】

最近のテーマはどうやって力を抜いてロックできるか。【※1】

前作の『pray』あたりから、「Neo-AOR」というテーマで音楽を作ってきたので、AORが生まれた場所に一回行ってみようという話になった。【※1】

『和音 ～songs for children～』も『pray』も生の音にこだわって作った。制作を進めていくうちに、物足りなさや音に対する欲みたいなものが出てきたという。そこで、ダメもとでL.A.でミックスできないかと提案した。アルバムの音源とDEENの主な作品を聞いたアル・シュミット氏から良い返事をもらい、9月に入ってから急遽L.A.に行った。【※2】

1980年代のアナログ感と今のデジタルをミックスすることで更に質の高いものができる、という意味で「Neo-AOR」と言っている。アル・シュミット氏のミックス作業を見て、メンバーは価値観が変わった、たくさん発見があり勉強になったと話している。【『WHAT's IN?』2003年11月号（ソニー・マガジンズ）、pp.118-119】

『和音 ～songs for children～』を作ったことで、いい曲を演奏することが何より大事だという意識にメンバー全員が変わった。それまでは聴き手が持っているDEENのイメージを守らなければ、という部分があった。【※1】

アルバムの選曲は、次のライブ (Break8) を意識した部分もある。【無料冊子『けむナビ』2004年1月号】

ライブを意識して盛り上がる曲を入れたかったため、ロック色の強い曲もある。【『CDでーた』2003年11月20日・12月5日合併号（角川書店、2003年発行）、p.83】

シングル『ユートピアは見えてるのに』を出した時、暗黙の了解で "UTOPIA" というタイトルに決まった。やっとスタートラインに立てた、自分たちの理想としている音楽ができている、との思いから。【※3】

池森さんは歌詞について、今までは10曲あるから、この曲は恋愛観で、この曲はポジティブになど、アイテムをはめ込んで歌詞を書いていた気がするが、ここ最近は自然な姿でやればいいと思うようになったと話している。【『WHAT's IN?』2003年11月号（ソニー・マガジンズ）、pp.118-119】

ロスで三曲のトラックダウンをおこなったあと、ラスベガスへ移動してアルバムに使う写真を撮影した。ビデオクリップやパンフレット用の写真の撮影もした。撮影場所は、バレイオブファイヤー、古びたガソリンスタンド、市内のモーテル、空港近くの空き地、街はずれのダイナー、カジノ、通称「ネオンの墓場」、夜のラスベガスのネオン街。【会報『DEENIM』Vol.36（2003年発行）、pp.2-5】

韓国では日本文化の開放により、2004年1月14日に『UTOPIA』が発売された。【会報『DEENIM』Vol.38（2004年発行）、p.4, p.7】

• ※1: excite Music「特集・DEEN」、http://ent2.excite.co.jp/music/interview/2003/deen/、2003年11月
• ※2: タワーレコードのWebページ（詳細失念）、2003年
• ※3: サウンドクリエイター「アーティスト インタビュー #0048」、2003年12月

DEENの新たな理想郷がここにあります。

【CDに付属の帯より】