JUST ONE

JUST ONE

タイアップ: SHARP カラーFAX「彩遊記・絵日記編」のテレビコマーシャルソング

4年ぶりのバラードシングル。曲は約1年半前のツアー (Break2) のリハーサル中にできた。アレンジをし始めてから、このような歌詞の世界観になった。【『月刊歌謡曲』1999年9月号（ブティック社）、p.8】

この曲ができたのは1年半前。今回この曲を選んだ理由は、歌いたかったから。【『CD HITS!』1999年8月号（学習研究社）、p.78。たぶん】

比較的バンドサウンドを意識したシングルが続いていたため、DEENの良さであるバラードを活かしたこの曲をシングルとしてリリースした。曲の最後のつぶやきは、女性スタッフにどうしてもと言われて録った。【会報『DEENIM』Vol.27（2001年発行）、p.5】

1999年のライブツアー「DEEN LIVE JOY-Break3 ～The 15DAYs～」を終えたあと、ストックとしてあったこの曲をアレンジし直しデモを作った。デモの時点で完成形が見えていたため、レコーディングは早かった（スタジオに入ってから1週間で完成）。原形は、池森さんによるピアノと歌のみのシンプルなものだった。まず、この曲はアコースティックギターで歌うほうがいいだろうと、バッキングをアコースティックギターに替えた。それから、メロディーと声を引き立たせるサウンド作りを山根さんが進めた。【『WHAT's IN?』1999年8月号（ソニー・マガジンズ）】

イントロはいくつも考えたが、池森さんが気持ちよく歌いだせるよう、最小限のアレンジに留めた。デモの段階からサビが心に残っていたという宇津本さんは、サビを引き立たせるために最後のサビまでドラムは溜めるという手法をとった。【『CDでーた』1999年7月20日号（角川書店）、p.59】

人の心を癒す音楽を作りたい、21世紀に向けてその音楽を継承しなければならないという意味も込めて、DEENが一番得意とするバラードナンバーで勝負していきたいという気持ちが、メンバーの中で再び芽生えてきていた。【『ザッピィ』1999年8月号（メディアファクトリー）、p.142】

仮タイトルも「JUST ONE」だった。最近は "JUST ONE" ではない事が当たり前になってきているから、やはり互いにとって "JUST ONE" でありたい、という思いを込めて書かれた歌詞。【1999年7月28日放送のkiss fm「AFTERNOON BREAK」より】

この曲を作った頃、いろいろと考えることがあり、心の中に靄みたいなものがかかっていたと話す池森さん。そんなとき、ビデオクリップの撮影で三浦半島に行った。悪天候のため撮影を諦めかけたとき、三浦半島の上だけ黒い雲がなくなった。池森さんは次のように話す。――すごく導かれたものを感じた。『これでいいんだ』って、自分たちの進むべき道に後押しされたような、忘れられない出来事でした。【会報『DEENIM』Vol.23（2000年発行）、p.7】

リハーサルスタジオで、池森さんが「こんなのできたんだよね」と言って山根さんに聞かせた曲。この曲のビデオクリップ撮影のときから、池森さんの「晴れ男伝説」が始まった。【『DEEN PERFECT SINGLES +』の新星堂版セルフライナーノーツ】

リハーサル中に池森さんが山根さんのピアノでコードを弾きながら（歌って）、「こういうのできたんだけどどうかな」と言った。「いいじゃない秀ちゃん」……その状況を池森さんはすごく覚えているという。シャープのFAX電話のタイアップ曲で、「遠くにいても繋がってるよ」というようなテーマをもらった気がする、とも話している。【2008年9月1日放送のbayfm「夜カフェdeen」139回目より】

Burning my soul

タイアップ: 日比谷シャンテ「夏のバザール」のコマーシャルソング

1998年のライブツアー (Break2) の最中、山根さんと宇津本さんが鹿児島県で桜島を見ながら作った曲。【『月刊歌謡曲』1999年9月号（ブティック社）、p.8】

デモの段階では、もっとアコースティックで秋っぽい曲だった。しかし桜島を見ながら作った雰囲気が池森さんに伝わり、せつない感じではなく火がつく感じのラテンだと思ったという。「JUST ONE」とは逆に、サウンド全体がかっこよくなる作り方を試した。いろいろな音を入れて、そこからいらないものを消していった。【『WHAT's IN?』1999年8月号（ソニー・マガジンズ）】

メンバーの中にはこういう音楽性もあるということをツアー前に示すために収録した。【『ザッピィ』1999年8月号（メディアファクトリー）、p.142】