LOVE FOREVER / 少年

LOVE FOREVER

タイアップ: TBS系「スーパーサッカー」のエンディングテーマソング

曲自体はかなり前から作ってあった。田川さんはまずサビのメロディーを作り、それにコードをあてたあと、A・Bメロを作った。デモテープの段階から出来上がりまでの過程で、アレンジや構成等色々な試みを重ねて最初の雰囲気とはガラリと変わった曲になった。【会報『DEENIM』Vol.5（1995年発行？）、p.3】

最初はアルバム用に作っていたが、シングルカットすることになり、かなり直した。「秋」と「せつなさ」というイメージで作ったが、それにしてはAメロが明るいと思い丸々書き換えた。アレンジも相当考え、テンポもアップテンポからミディアムテンポに変えた。【会報『DEENIM』Vol.8（1996年発行？）、p.3】

ギターは7本入っている。テーマのメロディー、その上にオクターブ高いもの、後追いでグループサウンズのようなフレーズ、アルペジオ、カッティング、ベーシック、アコースティックギター。【会報『DEENIM』Vol.8（1996年発行？）、p.3】

山根さんは完成したこの曲を何回も聴いていた。ある日、夜中に一人で聴いていたところ「これはすごくいい曲だ！」と思い、おもわず田川さんに電話して「いい曲だね！」と伝えた。当時、田川さんは自分の書いた曲がシングルになって大丈夫なのかと不安に思っていた。――こういう風にいい曲と言って貰えて本当に嬉しかったですし、自信にもなりました。【会報『DEENIM』Vol.58（2009年発行）、p.16】

テレビで流れた曲とCDに収録されている曲とでは違う（どう違うのかは書かれていない）。山根さんはこの曲がずっと好き。【会報『DEENIM』Vol.14（1998年発行）、p.12】

山根さんがDEENの好きな曲として「LOVE FOREVER」を挙げている。【会報『DEENIM』Vol.34（2003年発行）、p.11】

少年

タイアップ: NISSAN提供 TBS系「少年時代」のテーマソング

以前からあった曲。田川さんがとにかくバラードを作ろうと思って作った曲。その曲をメンバーやスタッフが聴いたところ、A・Bメロに対してサビのパワーが負けてしまっていると感じ、山根さんがもっと広がりを感じるサビにしたらいいのではと言ってサビの部分を書いた。【会報『DEENIM』Vol.5（1995年発行？）、p.3】

山根さんがサビとDメロを作った。二番の歌詞の「ネクタイ」の部分は、池森さんは経験したことがなかったため、みんな（池森さんの友達だと思われる）に聞いた。【会報『DEENIM』Vol.8（1996年発行？）、p.6】

山根さんと田川さんの合作。二人で一緒に作ることも試したが、各自でできるところまで作って、その後相談したり任せたりして作った。【『J-ROCK magazine』1996年12月号（J-ROCK MAGAZINE）、p.13】

以下、この曲に関する田川さんの言葉。――これは確か自分がA、Bメロを考えて、山根くんにサビを託した感じじゃなかったかな？ 広がりのある世界観になるように、って。【会報『DEENIM』Vol.27（2001年発行）、p.6】

山根さんと田川さんの共作だが、田川さんがDEENに加入してからかなり早い時期に作った曲。【『Ballads in Blue ～The greatest hits of DEEN～』の新星堂版セルフライナーノーツ】

タイアップ用のレコーディングをする日の朝、田川さんが盲腸の手術を受けることになり、ディレクターである時乗さんは大慌て。デモから田川さんのギタープレイのトラックを抜き出して、なんとかタイアップ先に納品した。【会報『DEENIM』Vol.34（2003年発行）、p.6】

池森さんは、男女関係なくうなずける内容の歌詞に仕上げたいという思いが一番にあった。【会報『DEENIM』Vol.5（1995年発行？）、p.3】

池森さんは青春賛歌のような歌詞は得意ではなかったが、初めて自分の幼い頃を映して歌詞を書き上げた。【会報『DEENIM』Vol.27（2001年発行）、p.6】