君がいない夏

君がいない夏

タイアップ: 読売テレビ・日本テレビ系全国ネット、アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマソング

メンバーが良いと思えば他のアーティストの楽曲も取り入れる。この曲もそうだった。楽曲の良さに惹かれて制作に入った。ただ一年振りに発表するシングルだったので少し不安もあった。だが、皆（聴き手）は受け入れてくれた。【『Ballads in Blue ～The greatest hits of DEEN～』の新星堂版セルフライナーノーツ】

この曲に関する池森さんの言葉。――いろんな意味で試行錯誤した曲ですね。正直言うと女性の（方が書いた）詞を歌うのはなかなか難しい！ でも逆を言えば想像力が広がるし、男である自分にはない表現や感覚があって勉強になります。【会報『DEENIM』Vol.27（2001年発行）、p.4】

田川さんはシタールギターに挑戦した。【会報『DEENIM』Vol.13（1997年発行）、p.12】

田川さんは、バラードでありながらフレーズや符割がすごくリズミカルで新鮮でしたと話す。この時のギタープレイが気に入っているとのこと。【会報『DEENIM』Vol.27（2001年発行）、p.4】

スローなメジャーバラード。この曲の制作過程が会報に少しだけ載っている。――イントロや構成を変更。→アコースティックな面を大事にして若干アレンジを変更。→ハードでロック色の強かったギターソロをメロディアスなものに変更。→間奏後のサビの4小節間を、静かなピアノとアコースティックギターのパターンに変更。→エレキギターを部分的に録り直した。さらにメロディアスなギターソロになった。【会報『DEENIM』Vol.10（1997年発行？）、p.3】

ビデオクリップは、東京から車で一時間ほど行ったところにある埋立地で撮影した。【会報『DEENIM』Vol.11（1997年発行？）、p.13】

千葉の草原でビデオクリップを撮った。【2008年10月13日放送のbayfm「夜カフェdeen」145回目より】

love me

山根さんが、元々あった二つの曲のA・Bメロとサビをくっつけて作った曲。デモのときからロックっぽい曲だった。この曲がその後の二曲「君さえいれば」と「手ごたえのない愛」へと繋がっていった。DEENはこんなサウンドもできるというきっかけになった曲。【会報『DEENIM』Vol.17（1998年発行）、p.4】